ヒートマップに加えて、SEO対策、ポップアップ機能もUser Insight で完結。
掲載順位が10位から3位に上昇、PV数223%という大きな成果も
1953年の創業以来、数々の革新的エンタメサービスを世に打ち出し、1978年には『スペースインベーダー』、1997年には『電車でGO!』などを生み出してきた『株式会社タイトー』。楽しさと感動を与えるエンタメコンテンツやサービス・空間を通じて、「笑顔や新たな驚き、人とのつながり」を提供し続けている。現在ではアミューズメント施設『タイトーステーション』、キャラクター育成プレイグラウンド『あそんで!そだてる!らくがキッズ』などを展開している。
“働き方改革”の推進にもつながる“遊び方改革”を提唱している当社では、その魅力を伝えるべく自社ホームページの改善分析にも注力。そんな中、「数値分析が苦手な人でも手軽に活用できる」というUser Insightを2023年夏に導入した。当初は主にヒートマップでの分析を視野に入れての導入だったが、現在では多彩な機能を活用し大きな成果も出している。ここでは、総務部コーポレート・コミュニケーション課の平松氏にご登場いただき、SEO 機能やポップアップ活用といった活用事例を伺っていく。

- 株式会社タイトー
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- コーポレート・コミュニケーション課
平松 信宏 氏
深澤 翔 氏
田中 量子 氏
- コーポレート・コミュニケーション課
課題
視覚的に判断できるヒートマップに加え、専門的な知識がなくても直感的に操作でき、組織で活用できるツールを求めていた
従来のアミューズメント施設の枠を超えたフィジカル・エンターテインメント施設やオンライン・クレーンゲームなど“新たな驚き”を提供し続けている『株式会社タイトー』。各施設の公式サイトで多彩な情報発信を行う中、2023年8月にサイト分析ツールとしてUser Insight を導入した。
平松氏によれば「当初はヒートマップツールで弊社サイトがどのようにみられているかを知りたかったんです。加えて、それまで使用していた数値分析ツールの使い方が難しく、とっつきにくいという課題がありました。そこで、各部門のプロモーション担当も含め、専門的な知識がない人でも手軽に扱えるツールを探していました」と振り返る。

導入したUser Insight については「ヒートマップの視覚的な分かりやすさはもちろんですが、Webデータ解析を行う際のインターフェイスの親切さも大きな魅力でした。多様な新機能もどんどん追加更新され、現在ではSEO対策やセキュリティ面でも快適に活用していますし、各部門のプロモーション担当の自発的な活用も進んでいます」(平松氏、以下同)という。
手始めにヒートマップを活用したところ、サイトの課題点を明確化し、適切なリニューアルへとつなげることができた。国内最大級の屋内型スポーツ・アスレチック施設『ノボルト』の公式サイト(https://www.taito.co.jp/NOBOLT)では、アトラクション紹介コーナーのボリュームが多く、店舗情報がユーザーへと届いていないことが明確化。「熟読エリアやクリック数が手に取るようにわかるので、改修ポイントが視覚的にわかるんですね。情報を整理し、店舗情報をページ前半に配置するなどのリニューアルを行うことで、スマートに情報が伝わるようになりました」という。

活用方法
組織で活用する数値分析、レポートツールとしてはもちろん、SEO対策、ポップアップ機能による動線整備、Webサイトの監視まで、多彩なシーンでUser Insight が活躍
インターフェイスの扱いやすさから、ヒートマップだけでなくWebサイト解析ツールとしての活用もスムーズだった。「弊社が運用する各公式サイトのアクセス状況などのデータが非常にわかりやすく確認でき、また各部門担当からデータを求められたときには、管理画面からURLをリンクでポンと送るワンアクションで共有できるので非常に簡単です。特定の部門へ情報を共有するときや、何度も確認が必要なページについてはブックマークに入れておけばOK。煩雑になっていた作業がすごく手軽になりました」。

ランディングページなどの効果検証でも、色鮮やかなグラフやヒートマップを交えたレポートをワンクリックで作成可能に。「操作性がわかりやすく、レポート作成も本当に簡単なので、今では部門担当者がみずからレポートを作成してくれることも」。

さらに「SEO対策機能が実装されていて、しかも手軽に活用できることに驚きました。例えば、特定のキーワードと比較したい競合サイトを登録しておくことで、自社と競合がどう検索されているか、また順位変動などの定点観測も簡単です」。

SEO対策機能では競合サイトの詳細な分析も可能。そこから改善につながることも。「タイトーステーションの公式サイトではクレーンゲームのプライズ(景品)情報を掲載し、入荷情報なども更新していますが、競合サイトを分析した際に、必要不可欠な検索ワードが自社サイトには入っていないことに気づくことができました」。

「また、入荷景品や当社限定プライズといった新商品の露出を強化する方法として活用しているのがポップアップ配信機能です。これまでは、新商品ページへの動線確保ができておらず、アクセス数の伸び悩みも大きな課題でした。そこで、目を付けたのがポップアップ配信機能です。注目度の高いページに、新商品となる当社限定プライズをポップアップ配信することで、うまく動線を強化することができました」。

さらに、Web監視機能の活用も。「例えばアクセスの異常な集中が起きた時など、サイトの管理を外部委託しているエンジニアからの連絡がなければ気づくことができなかったんですが、こうした状況時にメールでアラートが届くんです。エンジニアを介することなくモニターできるようになったことで、いち早く対応を取れるようになりました」。

成果
User Insightを活用したSEO対策で、停滞していた自社掲載順位が3か月ほどで10位から3位へと大幅に上昇。ポップアップ機能の活用でPV数223%という大きな成果も。
ヒートマップの活用では、『ノボルト』公式サイトのリニューアルを行ったことで、課題だった店舗情報の周知が20%→50%へと大幅に増加。さらにUser Insight を活用したSEO対策でも、取り組みから3か月ほどで、8~10位と停滞していた流入キーワードによる自社掲載順位が3位へとジャンプアップ。ポップアップ配信の活用では該当ページのPV数が223%にまで倍増するなど大きな成果を出している。
平松氏は「自分たちで分析したデータを指針に対策できたことを考えると、手応えが非常に大きいです。弊社では3人のチームで制作もデータ分析も行っているのですが、実は日々の数値分析をチェックする作業というのは、とても苦手だったんです(苦笑)。
ところが、User Insightを使うようになってから、毎朝の習慣として気軽にチェックできるようになりました。チームメンバーが肩ひじ張ることなく“とりあえず管理画面を見て日々気づきを得ること”ができていますし、他の部門でもそれぞれに分析やレポート作成など活用の幅を広げてくれていて、組織全体での活用が推進できていることも効果としては大きいです」と実感を込める。
今後の展望について伺うと、「活用メンバーが増えてきたことで、まずは広報部門との連携強化を図りながら、他の部門にも提案を広げていき、さらなるデータの活用を社内で進めていこうと考えています。今後は、各施設やそれぞれの店舗とも連携し、定期的にデータを共有しながら集客につながる施策を展開できるような、より組織的な活用にも生かしていきたいですね」と語る。

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