見やすさ、わかりやすさが大きな特徴のUser Insightを、
説得力のあるレポートとして長く活用

「良質なコンテンツを世に増やし、人生をより豊かにすること」をミッションに、多様なサービスを展開している日本ビジネスプレスグループ。ビジネス系オンラインメディア『JBpress』の運営に加え、豊富なメディア運営のノウハウと高い技術力で数多くのオンライメディアの運営サポートやサイトの構築支援なども行う。また、媒体社の垣根を超えたメディア横断型の広告を制作し、広告主に新しい価値の提供をしていくことで、メディアの可能性を広げ続けている。

日本ビジネスプレスが運営するメディア「JBpress」

メディアサイト構築運用クラウドサービス『Media Weaver』、サイト収益化支援サービス『isMedia』など多彩なサービスでコンテンツ・メディアの発展に寄与している(https://www.jbpress.co.jp/

メディアサイト構築運用を支援するプラットフォーム『Media Weaver』は2008年にサービス提供を開始。現在ではその機能性が注目されており、ビジネス系メディアはもちろんのこと、ファッションやライフスタイル、文芸などのメディアで多数の企業に活用されており、現在ではオウンドメディアの領域にも進出している。

今回は、User Insightを2010年から導入していたという当社のUser Insight活用事例を紹介する。

株式会社日本ビジネスプレス Data & Insights Studio Chief Contents Data Analyst 鵜山 雄介氏

株式会社日本ビジネスプレス
Data & Insights Studio Chief Contents Data Analyst
鵜山 雄介氏

背景

視覚的にわかりやすいヒートマップを広告主に対して説得力のあるレポートとして長く活用

2008年の創業当初より、ビジネス系オンラインメディア『JBpress』の運用に加えて、他社メディアに向けたサイト構築・運用などの支援サービス『Media Weaver』などの提供も行っている日本ビジネスプレス。メディア各社に対してシステムやツールの提案、サイト構築やコンテンツ制作の支援など多彩なサービスを展開しており、現在ではビジネスメディア・各出版社をはじめ、ファッションやスポーツなどを手掛ける情報メディアも当社のサービスを活用している。

株式会社日本ビジネスプレス Data & Insights Studio Chief Contents Data Analyst 鵜山 雄介氏

こうしたサービスを提供する上で「弊社ではこれまでさまざまな解析ツールを自社で積極的に試してきました。その中から、メリットのあるものはお勧めしながら自社でも活用し続けています」と話すのは同社でデータ解析などを手掛ける鵜山氏。

ユーザーローカル社のUser Insightも創業当初から導入。その当時は「今ほど優れた解析ソフトがたくさんなかったので、視覚的にユーザーの挙動を把握できるUser Insightのヒートマップは他に類を見ない機能でした」(鵜山氏、以下同氏)という。

1記事ごとに深く解析することがき、しかも、わかりやすく相手にその解析データを伝えることができる特徴をもつヒートマップを、広告主向けのレポートとして導入当初から長く活用してきた。特に現在、1記事ごとの費用対効果が問われるタイアップ記事では、レポートの重要性と需要は高まりを見せている。

活用ポイント①

読者にどこまで読まれているかを深く解析できるのがUser Insightならではの大きな特徴

「最近は1つの記事に対する深い解析が求められるようになりました。特にタイアップ記事では、どれくらい読まれているのかを把握した上で費用対効果が問われるもの。時代とともにヒートマップの有用性は高まってきていると感じています」(同氏)。その中で、鵜山氏が記事を解析するポイントのひとつとしてあげたのは読了率(到達率)だ。

関心度を高めている記事

「上図は最終ページへの到達理が高い記事と低い記事をヒートマップで比較した画像です。到達率の高い記事の最終ページである3ページ目を注目していただくと、青い“つらら”のような形が下まで伸びています。その一方で、読了率の低い記事(右図)は“つらら”がまったく伸びていません。この“つらら”ができると、到達率が高いだけでなく、記事に対する満足度も高く、関連記事も読まれる傾向にあります」(同氏)。

この“つらら”をチェックすることで、良記事かどうかの判断基準にもなるという。

活用ポイント②

レポートとして喜ばれるだけでなくタイアップ記事の強力な提案にも一役

データは文字だけでは分かりづらいと感じる人も多いだろう。そんな中で、当社ではタイアップ記事のレポートにヒートマップを添付している。

「視覚的なわかりやすさが特徴のヒートマップを、レポートとしてお見せすると、見えづらいデータを直感的に把握することができるのでとても喜ばれています。また、読了率を高めるなど記事のクオリティを向上させるための活用だけにとどまりません。中長期でコンテンツ制作をする際に、ヒートマップが次に繋げる施策提案にもその効果を発揮します」(同氏)。

例えば、記事分析で活用される一つの要素としてあげられるのが滞在時間。しかし、滞在時間の長さだけにとらわれるとターゲットを見誤る場合もあるという。

「読者には読むスピードの速さ、読解力の違い、事前知識の違いなどから、滞在時間の基準は変わってきます。難解な記事は滞在時間が長くなるでしょうし、読みやすい記事は滞在時間が短く読了率が高い記事のほうが良記事になることもあります。ヒートマップの凄みは、こうした人間の心理的な部分を捉えることができるところ。滞在時間と読了率の適切な分析をしていくことで、次の記事のボリュームや記事の厚みをチューニングすることがしやすくなります。ヒートマップは、こうした記事の指標づくりの役割を担う可能性も秘めていると感じています」(同氏)。

強力な広告提案要素としてもヒートマップは大いに活用されている。

今後の展望

記事制作工程におけるABテストにヒートマップの活用を視野に

WEBタイアップ記事に動画コンテンツを使用するメディアも増えてきた。記事と画像、さらに動画を組み合わせたWEBタイアップ記事を作成するにあたって、そのレイアウトに頭を悩ませる人も多いのではないだろうか。動画を観てほしいものの、なかなか視聴につながらない…これもまた尽きない悩みの一つだ。

「読んでほしい記事、観てほしい動画コンテンツを記事の上段へと移動しただけで解決できることばかりでもありません。弊社では独自に開発したメディア構築運用支援プラットフォーム『Media Weaver』でタイアップ記事の制作から提案まで行っているのですが、例えば、記事を制作する工程で、写真や動画のレイアウトを変えたAパターンとBパターン2種類の記事を作成し、ヒートマップで比較することで、どちらの記事の読了率が高いかを分析することも可能だと考えています。ヒートマップには比較機能もあるので、AB両パターンの記事のヒートマップを比較すれば一目瞭然。読まれていない記事の課題もわかりやすく共有できるので、PDCAサイクルも回しやすいでしょう。現在、記事制作で試行錯誤をする広告主は増えてきています。こうした中で、このようなヒートマップを活用した提案・サービスも提供していけるのでは、と考えています」(同氏)。

同じ文章、画像、動画を使用しながらヒートマップを活用して、より費用対効果の高い“勝ちパターンのレイアウトづくり”も視野に入れているという。

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