アクセス解析用語集

アクセス解析ツール全般、および、User Insightについての用語辞典です。

ツール種別

ユーザーインサイトは、ビーコン型のアクセス解析ツールです。ビーコン型、およびその他の方式について説明します。

ビーコン型

ページ上のHTML内に、Javascriptや画像タグを設置し、それらを経由してアクセスを検出するタイプのアクセス解析手法。クッキーによって一意のユーザー処理をしたり、柔軟なカスタマイズができるのが特徴。

パケットキャプチャ型

ネットワークを流れるパケットの情報からアクセスを検出するタイプのアクセス解析手法。ページHTMLに埋め込む必要がない。

アクセス・ログ型

ウェブサーバー・ソフト(Apacheなど)が取得しているアクセスログを流しこむタイプのアクセス解析手法。ページHTMLに埋め込む必要がない。

ヒートマップ

クリックした場所などを、サーモグラフィ風に表示することを指す。サッカーの試合でユーザーの動きを可視化する場合にも用いられる表現手法。

効果測定ツール

どの広告URLが何度クリックされ、そこから何件売上が上がったのか、いくら売れたのか、などを分析するツール。

ページビューなどの用語の定義

ページビュー

アクセス数、PV(Page Viewの略)ともいう。Webサイトのページが何回表示されたのか、という総数。ページ上の個別の画像などのアクセスについては、アクセス数から除く。

ユニークユーザー

一般に、UU(Unique Userの略)ともいう。一定の期間、たとえば、1日のうち、実際に何人がアクセスしたのかを、重複を除いて計算したもの。10人の人が5ページづつ閲覧した場合、ページビューは50PVとなるが、ユニークユーザー数(UU)は10UUとなる。

訪問者数

VISIT、セッションともいう。一連の訪問を1つにまとめたもの。1人のユーザーが、朝昼晩1日3回アクセスした場合、3VISITとなる。一般的なアクセス解析ツールの場合、30分間の間を置かずに再アクセスした場合は、同じセッションとしてみなす。

アクセス解析ツール内での用語

   

検索ワード / 検索フレーズ

検索語を1語づつにしたものを、一般に「検索ワード」、複数の検索ワードの組み合わせを「検索フレーズ」と分別することが多い。

ドメイン / サイト

一般的には、どちらも同じ意味として利用されることが多いが、厳密は、サブドメイン(ホスト名)を別々に区別する場合を「サイト」または「FQDN」(Fully Qualified Domain Nameの略)と呼び、サブドメインをすべてまとめた場合を「ドメイン」と呼ぶ。 例としては、 www.example.co.jp と shop.example.co.jp は、「サイト」としては2つだが、ドメイン部分(example.co.jp)が同じなので、ドメインとしては1ドメインとなる。

参照元

リファラー、リンク元ともいう。訪問者がどこのページがら来たのか、を表す。同じウェブサイト内からの場合は、「内部の参照元」、別のウェブサイトからの場合は、「外部の参照元」と言うこともある。

直帰率

そのサイトに訪問したものの、最初の1ページ目だけしか見ずに帰ってしまったユーザーの割合。

離脱率

離脱とは、自社サイトからユーザーが出て行くこと。特定のページで、どのぐらいユーザーが次のページに進まずに、出ていってしまったかの割合を離脱率という。

滞在時間

そのウェブサイト、あるいはそのウェブページをどのぐらいの時間見たかを指す。ウェブサイトの複数のページにまたがっての滞在時間と、個別ページでの滞在時間とがある。

コンバージョン

商品の購入、あるいは、会員登録など、ウェブサイトにとって意味のあるアクションを指す。広告からアクセスした人のうち、何割が買ったか、などの数字をコンバージョンレート(コンバージョン率、CVR)と呼ぶことも多い。

入り口ページ

そのウェブサイトでユーザーが一番最初にアクセスしたページです。

KPI

重要業績評価指標。ビジネスの目的のために、どの数字をベンチマークすべきか、という指標。

LPO

ランディングページ(外部からの訪問したユーザーが最初に見るページ)を、目的に合わせて最適化すること。

ROI

経営用語で、Return On Investmentの略。投資したコストに対して得られる利益の割合、つまり費用対効果を指す。

SSL

Secure Socket Layerの略。ウェブサイトの情報などを暗号化し、クレジットカード番号など秘密の情報を送受信するためのもの。

ユーザーエージェント

ユーザーがウェブを閲覧するために利用しているツールの名称を指す。

文字コード

ウェブページを記述する際の文字の種別。日本語のウェブサイトの場合、UTF-8、SJIS(シフトJIS)、JIS、EUCなどのコード体系がある。サーバーと閲覧者のブラウザで文字コードがミスマッチすると文字化けすることがある。

ユーザビリティ

ウェブサイトの使い勝手のよさ、のこと。ユーザーが迷ったり、ストレスを感じさせないようにさせることがユーザビリティの向上につながる。